先日の5月20日頃に九州地方で発生しました大雨で、避難指示が発表されたニュースが記憶に新しいかと思います。
そこで今回、小美玉展示場近くの100円ショップで、非常用持ち出し品をどのくらい用できて、総額がいくら位になるかを検証してみました。
非常用持ち出し袋の内容につきましては、下記首相官邸ホームページを参考にいたしました。
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html
男性1人分を想定し購入し、全部で42点になりました。食料は最低3日分(軽そうなものをチョイス)、水は2Lを1本(2Lを約5本は重くて持てませんでした)と成人女性がギリギリ持てるであろう重さにしました。お店まで徒歩3分の距離ですが、とても重く運ぶのが大変でした。
〇水・食品 ※(最低3日分。出来れば1週間分)×家族分
近くの100円ショップでは、ご飯は写真の物と大盛りタイプの2種類があり、レトルトのカレーも賞味期限5年の保存食タイプの物があったりと食品は簡単に揃えられると思います。
下記の農林水産省のホームページでは、非常食について詳しく目安量などを載せていますので参考にしてみて下さい。
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1609/spe1_02.html
〇衛生製品
昨今のコロナウイルスの流行もあり、マスクや手指消毒スプレーなど多く陳列してありました。ハンドソープもペーパーソープがあるなど、場所をとらない衛生ケアグッズも多くありました。
災害時は小さな怪我でも早めに対処し、化膿などを防ぐことが大切になります。また、今回は容易しておりませんが、常備薬なども一緒に備えておくと安心です。災害時には健康管理も重要ですので、衛生管理グッズも忘れてはいけません。
〇衣類・洗面用具
避難先ですぐに洗濯できるとは限らないので、抗菌・防臭靴下3足組200円製品は最適ではないでしょうか。男女共に、靴下や下着などは100円ショップでも揃えられますので、お近くのお店を覗いて見て下さい。
〇懐中電灯や携帯充電器
こちらの懐中電灯はすぐに使用することもできますが、手動で充電をすることも出来る製品でした。電池も内蔵してあるので、予備電池も不要でした。携帯充電器は500円製品ではありますが、繰り返し使用できるので常時持ち歩くのにもおすすめです。
〇マッチ、ろうそく、レインウエア、軍手など
今回、ろうそくは安全を考慮し瓶に入った物を購入しました。バックに入れる際にはやわらかい布等に包む工夫は必要ではありますが、風に影響を受けにくく、安全に火を消すことも出来るので選びました。
こちらの500円製品の非常持ち出し4点セットですが、軍手、アルミブランケット、マスク、簡易トイレがセットになったものになります。1つのセットになっており、かさばらないので車や会社のデスクなどに入れておくのもおすすめです。
購入しました商品の合計金額は5,580円となりました。お店によっては防災グッズコーナーもあるので、防災グッズを探しやすいと思います。今回は首相官邸のチェックリストを参考に購入しましたが、実際の避難を想像して購入しますと品数42点は最低限の品数だと思いました。(100円ショップで防災用ヘルメット、紐なしのズック靴、携帯ラジオ、使い捨てカイロ、体温計、常備薬などは購入出来ませんでした。)
今回、防災グッズを揃えてみましたが100円ショップでも十分に揃えることができました。今まで『防災グッズ=高価、日常使い出来ない製品』というイメージでしたが、日常の備蓄品に少しの防災意識を足しながら購入していくだけでも、災害時には役に立つのではないかと思いました。
ぜひ、皆様も非常用持ち出し袋を揃えてみて下さい!
小美玉展示場では実際に購入品の入ったカバンの重量感を感じていただける体験ができますので、ぜひお立ち寄りの際にはお気軽にお声かけくださいね。小美玉展示場でお待ちしております!
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