皆さん、沈下橋という橋をご存じでしょうか?
河川行政用語としては潜水橋とも言うそうですが、
今回は私が高知を訪れた際に知った沈下橋をご紹介させて頂こうと思います( *´艸`)
沈下橋
四万十川の代名詞にもなっている沈下橋とは、
川の増水によって橋がそのまま水面に沈む構造になっています。
あえて欄干をなくすことにより、増水した際の水の抵抗を減らし、
漂流物によって橋が破壊されるリスクを減らすことができ、
尚且つ、増水時には水没する低い場所に作られることから、
建設が容易な上、安価に造ることができるそうです。
比べて見ると高さの違いがより分かりますね。
さて、実際に渡ってみました。
車一台が通れる幅はありますが、ガードが無いのでゆ~っくり走行。
水面が近いので少し怖い感じもありますが、
増水しては流されてを繰り返し考えられた災害に備えた造りの橋、先人の知恵ですね( *´艸`)
皆さんがお住まいの近くにも、こうした災害に備えて作られた物ってありますか?
防災・家バンクという発想
即応性の高いムービングハウスは、
その特性を活かし応急仮設住宅として被災地などで活用されておりますが、
このムービングハウスを宿泊研修施設等として利用しながら、
災害に備えるプロジェクトとして『防災・家バンク』という取り組みを行っております。
平常時は、宿泊研修施設や体験交流施設・キャンプ場などのレジャー施設
または地域のコミュニティ施設等として利用していただき、
災害が起きた時には即刻解体移送し応急仮設住宅として利用できる。
普段は公益サービス施設として収益を上げながら利用し
災害に備えることを社会的備蓄と呼び、
各自治体や企業と連携して、休有地を活かしたこのプロジェクトを進めております。
災害が起こりやすいこの時期だからこそ、
今一度災害に備える準備を考えてみてはいかがでしょうか。
文作成:近藤
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